俳句披講 ― 第86回の句会で詠んだ句です。 新宿初句会 ―


第86回句会
2013年1月20日の句会です。新宿初句会。
元旦や親指で皆つながれり | 虹鱒 |
冬ざれや割れたかかとの憎々し | 呼雲 |
微笑みの雪崩は家の中にあり | 道草 |
鰭酒に酔ひて小日向坂のぼる | 呼雲 |
初春やわたしの身は平和 | 虹鱒 |
風花や国の頭は寄る辺なし | 常盤 |
縫初や三十四年のぬいぐるみ | 常盤 |
水雪や地団駄を踏む旅芸人 | 常盤 |
年新た新宿伊勢丹の立つ | 虹鱒 |
初詣帰りの蕎麦屋漱石来(く) | 虹鱒 |
年玉の袋粗末に仕舞いけり | 呼雲 |
頬かむりせよと老母が駆け巡る | 呼雲 |
私たち本当に愚かな湯豆腐よ | 道草 |
初御空墓石の頭よく光る | 虹鱒 |
初春や飲み始めては寝むりおり | 常盤 |
でェだらがお頭ふりふり雪が降る | 苦椒醤 |
おでんだけ呼ばれて帰る今日明日 | 呼雲 |
初電話祖父のいびきを聞かせたる | 道草 |
冬林檎持ちてリビングダイニング | 道草 |
泣き初や夕暮どきをうめつくし | 常盤 |
オクターブ低く蜜柑をすすめられ | 道草 |