俳句披講 ― 第80回の句会で詠んだ句です。中野 ―


第80回句会
2012年7月22日の句会です。中野。
中ブラあの子可愛いや看板娘 | 竹の子 |
番犬の砂利道をゆく草いきれ | 頬白 |
パナマ帽歩かば中野ブロードウェイ | 道草 |
行き先も告げず問われず黒眼鏡 | 呼雲 |
夏の星タモリはなにを見ているの | 虹鱒 |
ラムネ買いタモリに会釈角曲がる | 頬白 |
失恋後二百円握りしめてイモリ | 竹の子 |
涼風や女給仕の暇な顔 | 虹鱒 |
唇を蚊に刺された妻と帰る | ひろし |
上手くいかない少女の鼻緒痛し | 竹の子 |
蜘蛛の囲いに人形からめコケティッシュ | 道草 |
タモリはね森田一義夏祭り | 頬白 |
腹減りて泥水に咲く蓮の花 | ひろし |
夏色の幸せさまざま中野行 | 虹鱒 |
日向水(ひなたみず)映す野良猫の腹わた | 海老車 |
叫けべ社訓ブロードウェイで盆踊り | 頬白 |
花未ダヨ緑とりどり蓮便り | くらら |
蛇のいる道をすすんで歩むなり | 虹鱒 |
短夜にそっとつまんでみる脂肪 | 新葵 |
アロハシャツの柄の順に煩い | ひろし |
路地裏にスコール鳴らす用意ドン | 海老車 |
フェティッシュな中野のへその夏休み | 虹鱒 |
物欲と青春欲よソーダ水 | 道草 |
短夜の甘き汗みたいココア | 呼雲 |
嘘をつく二日連続鰻の夢 | ひろし |
炎天下ジャブジャブ洗うNOのみそ | くらら |
昼飯後シミーズのすそきららむし | 頬白 |
夏痩せのフィギュアガラスに閉じ込める | 道草 |
緑陰の下サングラスもて余す | 呼雲 |
風死して畳と我が混ざりおり | 海老車 |
綿菓子も泣き顔もみな洗われる | 呼雲 |
どこ花火どこどこどこどこ煙どこ | くらら |
喋らんや夜ほほづきの花白し | 呼雲 |
ごぶさたとタモリに一礼盆の昼 | 海老車 |
白黒の動物は人気・・・タモリ | 竹の子 |
フェティシズム隠して眺む夏季五輪 | 海老車 |
南風ロイヤルミルクティー寝入る | 竹の子 |
サングラスはずしタモリの解体式 | 道草 |
西日差す真顔でシャッター待っている | ひろし |