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第78回句会

2012年5月27日の句会です。
横浜・元町・中華街
扇風機回し港の丘に立つ道草
満開を天に差し出す黄バラかなくらら
壊れ家の日陰者へ春陽苦椒醤
雨受けてシュパッと顔出すつつじかなくらら
虹立ちて神楽坂より児が下がる呼雲
できているわたしのからだたこ焼きでくらら
薔薇の散る音のいかにも大きかり虹鱒
日蝕やPut your hands up青蛙呼雲
日食の間も私は薔薇である道草
パパさらうハンカチーフに港風呼雲
熱湯に薔薇を落としつ覚束ず呼雲
キンコンカンメガネゾロゾロ空眺むくらら
風青しチャイナタウンの路地裏に呼雲
日蝕や今日なんだかイカリング苦椒醤
港町異人やさしく住みいたり虹鱒
蛾となりてチャイナタウンの夜に住む道草
目玉焼日蝕中に焼けてをり虹鱒
薫風の坂まで一本道ハマ湾景歌葉
朝曇二度低下の天変地異歌葉
日常や日蝕の非が陰りゆく苦椒醤
贈られし薔薇が時間を止めにけり道草
蝙蝠や坂を下りたくないときも道草
食道楽チャイニーズタウンの夏燕歌葉
大輪のバラも蟲に憑かれておったか歌葉
大汗をかいて小さき中華の店虹鱒
気がつけば坂の途中の夏の蝶虹鱒
アーガイルのジャケツ羽織り冬の道小便バケツ溜まりに溜まる虹鱒
肩にのる陽差しの重き横浜の足音ばかりを遠く聞くなり呼雲
ベランダに派手な海パン干しをれど競馬新聞風呂でふやける道草
棹先の枕カバーの青さよりかの蒼空の青憎かりし呼雲
短歌のヴァージン鉛筆転がしながら歌う季語がどれだけ便利だったか道草
オレンジがみかんでないと知ったとき男子はじめて精液を出す虹鱒
左手にバケツを下げし茂吉翁苦し口元足元堅し呼雲
藤椅子にかけて半裸で眠りたる己が窓辺は誰に譲るか道草
酒盗人死人に盃あずけつつ仄白くなる女なるかも虹鱒