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第66回句会

2011年5月15日の句会です。
片浦中学で遊ぼう。
燈火油の匂い海が烟(けぶ)りゆく苦椒醤
廃校に塗りつぶすほどの夏の色翠柑
花水木あたしを待っててくれたのねくらら
五月雨や二十四年も前の音介介
ハンモック揺れをる先に夏の山藻杏
正座して前歯にあてる蕗煮かな螺子丸
殺人の後始末みたい黴(かび)を拭く苦椒醤
芍薬を横槍に入れてみる苦椒醤
目の中のみどりゆらゆらハンモックくらら
石垣に山百合を置き海の見ゆ道草
夏服に収まりきらぬ無邪気かなおにかます
裸子や水にじゃれをる丘の上藻杏
教室に切なさ響きて来(こ)りし夏椿
うみとそらとみどりとちかくハンモック翠柑
右向け右俎上の青い夏蕨螺子丸
海広し風縫う色のやわらかさ白楓
廃校を眺めつづけるハンモック虹鱒
空動くビューティホーサンデー風やさしくらら
はしゃぐ子のあしあと残るプール横
ハンモックそよぐ木のうた海のこえ椿
新緑を確かにせんと眼鏡拭く虹鱒
ハンモックが似合いますねとご挨拶道草
薔薇ひらくブリリアントに赤と白くらら
薫風や悪戯心めくれけりおにかます
いるならさいるっていって夏の海おにかます
転覆のハンモックから豆三つ鬼笠子
夏休みはやく食べたいかきごおり
若者のまなざしの先夏の音
はつなつの車両に浮き輪二つかな道草
薫風へ決めた名を呼びかけてみる新葵
廃校の窓に広がる夏の海藻杏
もも色のくしゅくしゅになり八重桜くらら
ハンモック揺らしてほしい三十路かな鬼笠子
ただよひて海にとけゆく我が心椿
ソーダ水サイダーラムネポカリスウェット鬼笠子
たなびくや声も子どももハンモック翠柑
校庭に自信みなぎる雲の峰虹鱒