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第61回句会

2010年12月12日の句会です。
高円寺句会。席題「冬暖」「盗む」
サンドゥーンあたまからっぽくるりんぱくらら
哭く女ピンハネされて冬の浪常盤
小津の忌の小春日洗濯物多し道草
年忘れブラックニッカだけ残る虹鱒
鐘ひびくこれでいいのだ2010くらら
冬ぬくし指の先からたしかめる虹鱒
富士山のてっぺん追いかけみかん山翠柑
太ももとすれ違う街冬ぬくしおにかます
新しき靴を下ろす日冬ぬくし道草
盗品をリボンで結ぶ聖夜かなおにかます
こだまする少年野球冬暖かし芭蕉布
前輪が宇宙を走る霜夜かな翠柑
去年今年やはらかにする予定組む虹鱒
日向ぼこ青瓦に射すオレンジ芭蕉布
冬ぬくしぬくぬく虫の朝寝坊白楓
冬ぬくしトリスハイから啜り泣く呼雲
花盗むいたずら少女の目にも冬白楓
セクハラをしたくなる月、冬三日月翠柑
くつ下の穴堂々と忘年す常盤
重ね着のおんなの狭間盗み見る呼雲
母笑う歳月かたし冬の味噌呼雲
冬天やポインセチア抱く大男おにかます
冴ゆる夜星が音たてやってくる翠柑
冬麗吐く息白く給湯器芭蕉布
ラグビーの球に移りし武者震ひ道草
冬銀河盗みをはたらいた夜に虹鱒
瞬いていのち溢れる師走かな白楓
暖冬も伸び続けるまゆ毛かな常盤
冬の空鉄塔に烏何盗もうとす芭蕉布
落葉掃く物理学者は黙々と白楓
短日やささくれ剥くひと爪の紅(あか)呼雲
参道やキャンプファイヤー煌煌とくらら
盗んだと言はれ梟鳴きはじむ道草
千鳥足一本道をどこまでも常盤
忘るべきこと思い出す年忘れおにかます