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第59回句会

2010年10月31日の句会です。
角筈地域センターで俳句リレー。
俳句リレーとは前の句のどこか言葉を取って作句する、言葉を繋いでいく試みです。 鍵括弧の句はスタートの句です。
「秋蝶の驚きやすきつばさかな」原石鼎
つばさよつばさ教えてたもれ秋の空虹鱒
馬肥えて良き名をたもる六本木道草
痩せた手の祖母に撫でられ馬肥ゆる竹の子
長月や頬撫でられし宵のこと新葵
長月や手・足伸びゆく夢与ふ竹の子
手足伸び首も伸びたか冬支度道草
首筋を狙うアイツは秋の蜂竹の子
盗聴が野分でふいにアイツのせい道草
「うつくしや鰯の肌の濃さ淡さ」小島政二郎
握られて何処にも行けぬレモンの肌道草
桃色の汗が滴るレモンの肌竹の子
桃色の中年は無し木の実雨道草
絵本を開きただ眺めたし木の実雨虹鱒
鶴来る足痒さうに絵本から道草
顔(かんばせ)に籾の掠める痒みかな真田虫
女共籾殻でいざ涙をぬぐへ竹の子
女共冬支度の間に男共新葵
「葡萄食ふ一語一語の如くにて」中村草田男
我骨が一語一語になりし秋日竹の子
秋日の歩道に片方紳士靴新葵
片方は俳句の頭で恋に落つ虹鱒
赤とんぼ肩へ止ればさて、一句竹の子
あしたまた、またあした赤とんぼ追いかける虹鱒
せいかつや追いつ追われつ暮れの秋新葵
生活を爪先立ちに阿波踊道草
なんにもないわたしには阿波踊があり虹鱒
「鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな」室生犀星
干柿の骨までしゃぶる母来たり新葵
干柿のない軒先は今年から虹鱒
駄々こねる童子に突っ込むは干柿竹の子
駄菓子屋に娘どんぐり握りしめ虹鱒
勇んで今夜どんぐりの穴に入る新葵
今宵の穴に入らるる烏瓜虹鱒
からすうり一つ恋など要らんかと竹の子
一つ恋一つの別れ秋の川道草