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第56回句会

2010年7月25日の句会です。
葛西臨海水族園を散策。
日の真下めだかのうだる澱みかな新葵
細目ては青芝の彼ながめおり常盤
風が吹くいつかいつかの七月ひろし
噴水の奥に子らのみ心地よく新葵
安香水堰切る君の洪水かな苦椒醤
前世はマグロの確信潜水す虹鱒
大人しく水族館にいる金魚道草
山越えて西陽に追いつき置き去られ狗闇
水をふむ子ら声だけ雲の峰常盤
ひと掻きで身体置き去りバタフライひろし
観覧車大西日受け影伸す新葵
山女よひそやかな暮らしをする虹鱒
日曜の炎帝子らにはかなわない新葵
人魚姫猛夏の中で抱く女虹鱒
泡にある顔眺めては山女かな常盤
暮れ空や揺れる気配の時雨雲狗闇
日を浴びて水面を見上ぐ岩魚かな新葵
飛魚よ微笑み何処にくれている真田虫
前夜には死んだ蝿からいとおしく真田虫
酒はすぐ小便になり暮れぬ宵螺子丸
とけてahひっついてoh熱帯夜苦椒醤
汗ひとつひとつにすぎぬ夏の恋螺子丸
夏休み?の教しえに忠実におにかます
鮫の肌喰らう麦飯の握り飯虹鱒
蜘蛛背負う女の眼(まなこ)黒々と真田虫
昼間なら冷静でおり油虫苦椒醤
夏痩のペンギン烏のごとく鳴く道草
マンゴーとか昼白色とかそんな夏苦椒醤
土用入訳あってカサゴ不在おにかます
夏の猛者寄り合うは水族館常盤
大伽藍行水の肌黒光る虹鱒
目の中に赤が広がるかき氷おにかます
観覧車スローに墜ちて巴里祭真田虫
夏来れば忘れるだけの永い夜螺子丸
夏の庭だらり横切る汗タオルおにかます
解決は秋をまつビールの泡螺子丸
噴水のなかに子どもが消えていく道草
夏雲や臨海都市はネオアジア道草
そういえばわすれたものが多い夏螺子丸
美味そうに見えぬ熱帯魚眺む道草
夕立を追い越しかへる望号介介
珈琲に汗ばむ皮膚の薄暗さ狗闇
百万回アツイが響く鼓膜かなひろし
話し声も届かぬ猛暑かな常盤
蝉潜る地面を叩く子の鼓動ひろし
夏休み帳簿付けの父裸苦椒醤
枝豆の殻の軽さよ眠り姫真田虫