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第45回句会

2009年8月23日の句会。滝野川会館
席題「スポーツの秋、あずける」
母走る世界平和の金メダル翠柑
裏切りもすがすがしく体育の日虹鱒
蓮池や鯉が照らされ反射光木の香
あの山は君にあずける秋の雲虹鱒
ダメゼッタイ身柄預けて秋に入る歌葉
スポーツに専念すれば夢開き木の香
出し切らん残り花火の激しいこといちじく
西瓜割るパッと初秋の姿見え木の香
朝顔にどなたか水を五連休新葵
実るほど南瓜じゃがいも食地獄歌葉
子らの絵が街路を灯す地蔵盆翠柑
唇に歌を携え秋刀魚焼く歌葉
あの人は虫の輿にて囃しけり苦椒醤
高く飛ぶことに集中する秋常盤
ししとうを炒めた青のうれしさや新葵
法師蝉苔緑に澄みわたりゆく虹鱒
木星も輝くように秋めきぬ翠柑
踊手を預けて母の遠くかな翠柑
祖母のため桔梗コスモス揺れる家歌葉
日終わりて風のさやけく時を待つ新葵
夕暮れに薄皮剥けて秋の風ひろし
十六夜や立ちつくす白色のマヌカン虹鱒
法師蝉今b(フラット)になった新葵
鳥取砂丘秋の海にふたりいちじく
秋の夜近づく山陰(やまかげ)遠のく星空いちじく
大死球フェードアウトの蝉時雨ひろし
決戦の二打目見上げる鰯雲道草
もげました片羽があそこ死ぬんだな苦椒醤
花野原弱虫たちにあずけるる常盤
今夏に不足秋晴れにあずけていちじく
夏の午後涎の海辺に眠る僕ひろし
あの空に預ける如く雲の群れ木の香
ポリス目に余りいる連綿と都市虹鱒
葉の裏で蛍最期の一光ひろし
女子バレー高きに登る滞空の女王いちじく
夕暮の頭骨にある残暑かな常盤
湯上がりの闇夜切り割くがちゃがちゃよ翠柑
ひかえめに走りだしたる秋の空常盤
ランナーの肩かなかなの声溶ける新葵
桃の実が揺れないように歯を埋める道草
気孔から麦酒の湯気と音楽とひろし
駅前にひとりワケあり林檎売り歌葉
踊り子や棒振虫をながめおり常盤
焼酎を預けて潜るお父ちゃん道草
蝉時雨五時一分に始まりぬ道草
スポーツや踊る心に日が射せり木の香
和っ背っせ細けぇことはいいんだよ苦椒醤
墓参帰路一家に高校野球沁む道草