第44回句会

2009年7月26日の句会。代々木公園ハンモッ句会
そよそよと明日を忘れるハンモック翠柑
梅雨戻り明けて進む進む雲翠柑
マンザイとスモウはおなじオチたら終りよしんば
ハンモックよいよいよいやさ夏プリーズ草冠
炎天下ぬきあしさしあしハンモック草冠
ハンモックゆれる光と風薫るももんじゃ
ハンモック風にゆられて夢みごちももんじゃU
夏の午後お酒とともに日がくれるももんじゃU
ハンモック手動でゆらして絶叫系おしるこ
冷奴しょう油かポン酢か迷っちゃうおしるこ
ピクニッ句みんなの笑顔ピースフルオリエ
ハンモックああハンモック夏あついグリーン
ボブ・ディラン風にゆられてハンモック虹鱒
世界の音ゆらぐ代々木のハンモック虹鱒
正解はひとつゆんわりハンモック道草
白雲と会釈交わしてハンモック道草
いつの日か胸をはりはるハンモックおにかます
白熱灯嘘だ嘘だと髪洗うおにかます
ハンモック見上げて見える蝉のぬけがら夏色
夏日影揺らめく木々の間に浮かぶ新葵
日盛りをしばし忘れてフリスビー新葵
ハンモックにぎやか声も遠のいてまね
頭の中ざわついておりソーダ水まね
犬のびて鉄線かずらツルのばす椿
ビー玉の冷笑にわたしムキになる
太陽よ、無条件に賛成です
歳時記を枕にゆらりハンモック白楓
寝不足で来れば真昼のハンモック白楓
笑う道よしんば輝け夏代々木白楓
ハンモック無くともワタシ上々ですいちじく
これ何そほじくる穴に蟻溢れいちじく
バナナ色くるまる私ハンモック歌葉
セミとして歌いあげよう愛燦々歌葉
ハンモック揺られ悩みを落っことす竹ノ子
光と影供にあってこそね夏の日竹ノ子
吊床や地に足ついてないのも好い苦椒醤
たそがれぞもう無い最後の花火さく苦椒醤
ハンモック知らない国の風もあり常盤
お前もだお前もお前もかば焼きだデス山
水を撃つ不死身の兵士上はだかデス山
ハンモック探して墓の穴の掘る真田虫
有閑のハンモックだけ吊られおり真田虫


ハンモック研究会の会長、翠柑さんの全面協力の元、ハンモッ句会を代々木公園で催しました!

こんな感じでのんびりやってました。

ハンモックに乗るとこんな感じです。

通りすがりの『イクチヲステガ』の皆さん。
通りすがりのお笑い芸人、よしんばのお二人。左で絡んでるのは道草氏。

撮影は竹の子ちゃんです。

常盤師匠が大活躍!!