第7回 第一部から第二部へ

A ぐるぐる俳句塾は、第一部ぐるぐる精神論から第二部ぐるぐる実践編に入り ます。それで少しだけここでの意図に関しておことわりしておきます。

B 蒙昧の会の句会には、先生がいません。全体の披講の後に句に対しての講評 の場があり、そこでのそれぞれの発言がそれの代わりです。

A 俳句は習い事や勉強では無いので先生は別にいらないのですが、せっかく作 った俳句には、何らかの評価や反応が欲しいものです。

B 句会のなかでは時間に限りがあるので、「得点の入った句=良い句、上手い 句、感想をたくさん言ってもらえる句」ということになります。なので、高得点 句はやはり嬉しいことだし、励みになると思います。しかし、その一方であまり 点数の入らない句は評価や反応がどうしても少ないということになり、簡単に言 えば消化不良にもなるかもしれない。

A ぐるぐるはここから生まれると言っても過言ではありません。

B 消化不良があるとするならば、その根底には「この句(あの句)は自分は良い と思うけど、なんで反応が無いのだろう」もしくは「あの句は自分は良いと思わ ないけど、なんで反応が多いのだろう」という疑問があるはずです。

A 第二部実践編ではこの疑問に対して少し答えていきたいです。

B 疑問に答えていくというよりも、疑問を抽出していこうと考えています。私 が普段行っている「ぐるぐる」というのは、基本的には「この句はなんで良い句( こういう句)なんだろう」という疑問です。そのような考え方でやっていくつもり です。

A 蒙昧の会で詠まれた俳句を題材にします。特に点数がそんなに入らなかった 句や、句会初参加の方の句。また、点数が入っているけど、ここはどうなのって いう句。

B 作者にとっては考えもしないことを勝手に考えることは多々あり、不快に思 われることもあるかなあ、と心配もしているのですが、私としては気を付けなが ら好意的にやっていくつもりですので、ご容赦下さいませ。しかし、反論、質問 はどしどしいただければ、と思います。

A ということで第二部ぐるぐる実践編はーじまーるよー!!!

※文頭のA・Bは読み易さのためで深い意味はありません。